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フローターの基礎知識

フローターは野池や小規模のダムなら非常に有効なバスフィッシングのアイテムです。
小回りが効き、状況が悪ければクルマのトランクに積んで移動も容易くできるのがボートと比べて有利な点です。
大きなバスを釣ったらフローターごと引っ張られるあの快感は 一度味わうとやめられません!
初期の投資をすればランニングコストもさほど掛かりません。
野池の届かなかったあのスポットにアプローチすることができる、 そんな夢を叶えてくれるバスフィッシングのアイテムこそ、フローターなのです。

フローターの基礎知識一覧

入水(じゅすい)の方法

まずはフローターとフィン、ロッドなどのタックルを持って水辺に近づきます。

具体的になだらかなスロープ状になっているところや段差の少ない階段状のところなどが入水しやすいスポットです。 もちろん、急深になっているところは避けましょう。 入水地点のそばに来たら、フィンを装着します。そしてフィンのゴムやヒモをしっかりと装着しましょう。 ここでフィンのゴムやヒモをきちんと締めないとフィンが落下する恐れもあります。 落下したらフローターでの推進力はガタ落ちするのでしっかりとやりましょう。 フローターフィンが落下した場合の保険としてフローターフィンセーバーなるパーツも用意されています。 フィンの締め付けに自信がない方、心配な方はフィンセーバーを装着することをオススメします。

フィンを装着したらフローターに乗り込みます。

O型の場合は入水前にフロートチューブを装着します。 わかりやすく表現するなら入水前に浮輪を付けた状態になる、ということです。 ちなみにU型、V型やH型の場合は入水=フローターに乗るという按配なのでこの行程は存在しません。 O型と比べて他のタイプの乗降が楽と言われるのはこの辺りの違いにあります。

さていよいよ入水です。入水はどのタイプのフローターであろうと後ろ向きに入水するのが基本です。

浅いところから徐々にゆっくりと後ろを確認しつつ、はやる気持ちを抑えつつソロリソロリと入水しましょう。 O型以外のタイプではまず浅いところにフローターを浮かべ、着座位置を確認しつつゆっくりと腰掛けます。 U型、V型の場合はフローターに座った後、フロントバーを閉めましょう。 そして、フローターをまたいだ時には股の間のベルト(ヒモ?)をセットしましょう。 そうしないとフローターからずり落ちる可能性もあります。何より安定感がありません。 これは基本的にどのタイプも同様です。


水深が50cm程度になったらフローターにゆっくりと身を委ね、フローターを水面にゆっくりと浮かべつつ腰をおろしましょう。
ぷか~んと浮かぶことが出来たら足を前に真っ直ぐ投げ出し背泳ぎをイメージしながら足をばたつかせれば簡単に進むことができます。
進む時には進行方向、つまり後ろ側の確認をしながら進路を微調整しつつ目的地を目指しましょう!
フィンを動かす時、小刻みに動かすと疲れるのでゆったりとロングストロークで足をばたつかせると良いでしょう。
小さな移動や小回りには断然O型が有利です。
しかし、U型、V型も色々と操作を試しているうちに必ず上達します。楽しんで足ひれを動かしましょう。
習うより慣れましょうね。

フローターを準備する

フローターは空気が入ってこそ機能する乗り物です。
よって空気はしっかりと注入せねばなりません。
座った時にチューブが折れたり、沈みこんでしまう現象が発生したら、ちょっと空気が足りないと思われます。

まず空気を入れる前にフローターのチューブをシェル(フローターを覆うカバー)に入れます。
(※メーカーによっては必要のないものもあります)

空気量の目安はフローターのシェルにしわが無くなるか否か。

確実に空気を入れましょう。 空気は冷えると収縮するので陸上ではやや固めでも水に浮かべると適度な空気量になります。 長時間乗っていると多少の空気抜けも充分に考えられます。 だから必要充分な空気を入れておくことは結構重要です。

とはいえあまりにも空気をパンパンにするとチューブが破裂する恐れもあります。
適度なシェルの張りを心がけましょう。

フローター時のタックル(ルアー編)

ルアー

あらゆる状況に備えつつ、トップ、バズベイトからスピナーベイト、クランクベイトなどの巻き物系、ラバージグ&ワームなど底モノ系とあらゆるレンジやシュチュエーションに対応できるような汎用性の高いルアーを厳選する必要があります。 もちろんお気に入りの一軍ルアーを始めとしたルアー群をチョイスしましょうね。

ルアーを収納するタックルボックスですがフローターにセットできるベルトタイプのタックルボックスもあります。
これらのタックルボックスを有効に活用するのも一つの手ですね。

また、シェル付きフローターの場合には大抵の場合、小物入れが付属しています。
これらもワームボックスや小物、プライヤーなどの釣具関係から
はたまた飲料水やオヤツを入れるのにも有効活用しましょう。

フローター時のタックル(ロッド編)

ロッド

水面に近い場所からキャストをするフローターフィッシングの場合、短いロッドが小技を効かせやすいです。 6ft6inch程度のロッドも使えるのですが長すぎるとキャスティング時にティップで水面を叩いてしまったり、ラインブレイク時やルアーロスト時に非常にガイドにラインを通しにくいのでやはりショートロッドがオススメです。 具体的には6ft以下のロッドがおススメです。 (ご自身の腕を広げた時の幅にも拠りますが…)

ロッドメーカーよりリリースされているフローター用ロッドは大抵5ft~5ft6inch程度のレングスがセッティングされているはずです。
というのも取り回しやアキュラーシーなどを考えるとショートロッドの利点がフローターフィッシングにおいては際立つからです。
またオーバーハングに入ったとき、ロングロッドはティップに気を使わなければロッドにダメージを与えてしまう可能性も高いです。

フローターに積むロッドはベイトタックル、スピニングタックルそれぞれ1本、合計2本あれば大抵のシュチュエーションはカバーできるでしょう。
もちろんロッドホルダーは買っておきましょうネ。

フローターに最低限必要な装備

・ウェーダー
水に濡れてしまうと夏でも冷えるものです。しっかりとウェーダーを履いておきましょう。
安価なのはPVCナイロン素材のものです。耐久性もあり、なによりコスト的に安くあがります。
夏場など高水温の季節ではひんやりとして気持ちいい感覚を味わうことが出来ます。
ただし、ずっと浸かりっぱなしでフローターフィッシングに挑むならネオプレーンウェーダーを選択するのも一つの手です。
また、春先などちょっと寒い時期からのフローターフィッシングを楽しみたいなら必携のウェーダーでしょう。

・フィン
いわゆる足ひれのことです。
大きなフローターフィンは直進性に優れます。しかし、抵抗が大きいので疲れやすいのも事実です。
小さなフローターフィンは抵抗が少なく、直進性能は劣るものの小回りが効きやすいのが特徴です。
フローターフィンが水中で外れた時、フィンを無くさないようにするためのフローターフィンセーバーもあります。

・下に着る服
フローターの場合タイプにもよりますが下半身は水中にある場合が殆どです。
そのため、案外冷えてしまうものです。
夏でもウェーダーの下にはアンダーウェアを身につけても良いでしょう。
安くあげるならスウェット、使い心地を考えるならゴアテックス素材のものなどが良いでしょう。

・ライフジャケット
フローターがフィールドの真ん中でパンクした時にライフジャケットがなければどうしますか?
パニックにならないためにもライフジャケットは必着です。
上半身の動きやすさを考えるなら今、人気の膨張タイプが良いでしょう。
平常時に覆われる部分が少ないので夏場も涼しく過ごしやすいタイプです。
一方で従来の浮力材を使用したライフジャケットはポケットがたくさんあるので使い勝手に優れます。

・ポンプ
フローターを持っていっても肝心の膨らます道具がなければフローターは使えません。
ポンプは足踏みタイプ、クルマのシガーソケットから電源をとる電動ポンプタイプ、押しても引いても空気が入るダブルアクションポンプがあります。
コストパフォーマンスを考えるならダブルアクションポンプがオススメです。


そして、あとはバスフィッシングに必要なタックルですね。
しかし収納スペースの関係もあるのでフローターで使うルアーはある程度絞っておいた方がいいでしょう。